 
    1.フィッシングエコロジー
    
  きれいな海をずっと守って釣りを楽しもう環境を大事にしたい、 豊かな自然を残したい。 誰もがそう願っていることだろう。
  
  とはいえ、 広い釣り場をひとりの力で美しくするなんてことは現実には無理。
  まずは普段から環境を保護する意識をもち、釣り場にゴミを出さず持ち帰るなど、ひとりひとりができることからはじめていきたいものだ。
  
2.釣り場にごみを持ち込まない
  釣り場でゴミを拾っていると、配合エサの袋やエサを入れるプラパック、 ウキやオモリなどのパッケージがよく落ちています。
  
  これらのものは釣り場へ行く途中で購入することが多く、 
釣りをしているときに風で飛ばされることもあります。 そこで、 パッケージ類はなるべく釣り場へ持ち込まない工夫をしてみましょう。
  
マキエは事前に練る
  マキエはできるだけ釣行前夜に練りましょう。釣り場でマキエを練っていたら風で袋が飛ばされたという話もよく聞きます。風の当たらない場所で練っておけば、 袋が吹き飛ばされる心配がありません。それになにより配合エサとオキアミをしっかり混ぜられるので、まとまりのよいマキエが作れます。
  
  すぐに釣り始められるため時合をつかむチャンスも増えます。釣具店によっては休日前夜に遅くまで営業していたりオールナイト営業しており、 マキエを練ることができる船とスコップも用意しています。
  
餌箱を使用する
  虫エサを購入するときは 「マイエサ箱」に入れてもらいましょう。虫エサを入れるプラパックは配合エサの袋と同様に風でよく飛ばされます。 ときには中身の虫エサごと飛んでいくこともあります。
  
  またプラパックはとりあえずエサを入れておくものなので気密性が低く、気温が高い時期は虫エサが弱りやすくなります。虫エサの鮮度が落ちれば釣果にも影響します。
  
  マイエサ箱を使用している人に聞くと、やはり「ゴミもだけど、飛ばされたり鮮度が落ちたりしないように」という目的で使用しているようです。 
  
  このエサ箱は木製とプラスチック製の種類があり、 さほど高価なものではないので購入してみてはいかがでしょうか。風に飛ばされず、虫エサの鮮度も保てます。
  
釣具はパッケージから出しておく
  釣具は釣行前にパッケージから出しておきましょう。釣り場で開封すると風に飛ばされることがよくあります。
ウキはウキポーチに、物類は小物入れに、オモリはオモリ入れと釣り場へ入る前に整理しておきましょう。
  オモリ入れは釣り竿のパッケージを利用して作る人もいるようで、 なかなか使い勝手がよく、長持ちします。
  
  
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